TV・映画・漫画

<愛の不時着>
繰り返して見てしまう理由とは?

とりあえず、私も含めてですが、
何故みんな夢中になった人は繰り返して見続け周回してしまうのでしょう?
自分なりに、自分の感情を分析・考察してみた。

<愛の不時着>
初めての韓流ドラマに見事にハマる
韓流にこれまで全く興味なし 今まで、頑なに韓流ブームに流されず、 ・・というか なんか、見る気になれずに、一回もドラマを見ることな...
目次

見終わってもまたすぐ観てしまう理由

私が2回目をすぐ見た理由

私の場合は、まず1回目は単純に面白くて、ストーリーの先が気になって最後まで一気に観ました。
トータル時間で言えば20時間くらい? 
なので、字幕ではなくて吹き替えで観て、一見ストーリーの本質とは関係なさそうかな?と思うところではながら見ということもあり、ちゃんとじっくり観ていませんでした。
吹き替えのリ中隊長は煉獄さんの声なので、それもまた素敵だったし。
吹き替えだとついつい画面から目を離してスマホなどをいじったりしてしまうので、じっくりとちゃんと向き合ってストーリーを観たくなった。
初回以降はずっと字幕です。
見るなら、オリジナルが絶対間違いないですね。

何度観ても新たに気づいたりする点があって新鮮!

え?! ここってそうだったの?と思うことが満載。
その度に、様々なキャラクターたちに愛着が湧きまくる。
いろいろなことが繋がる伏線などが絶妙。
難解な伏線ではなく、一度や二度見れば気づくくらいの難易度が心地いい。

伏線をきっちりと回収してる脚本

メインな伏線だけでなく、細かーい部分まで気持ちいいくらいの回収ぶり。
しかも、わざとらしくない伏線の張り方が天才。
最近の日本ドラマに多い匂わせなわっかりやすい伏線でもなく、
複雑な伏線を張りすぎて分かりにくく難解にしすぎたりとかもなく、
今までの自分のドラマストレスが一気に吹き飛びました。

全てを分かった上で物語を見直すと全く違うドラマに!

最後まで見終わリ全てを把握した上で見直すと、スピンオフドラマを見ているかのように全く別物のドラマに大変身!という錯覚をおこすほど更に楽しめる。

ラブストーリーだけではない!

北朝鮮の生活を垣間見えるところ

実際に脱北した人たちの意見もしっかりと取りいられてるようで、かなりリアルな部分も多いんだとか。
けれども、設定上ありえないでしょ、と思う部分も勿論ありそれはドラマなので全然OKです。

アクションもやばい

まぁ・・中隊長がカッコよく見えるだけなんですがw
魅せるアクションシーンがたまらん。
飛び蹴り最高。
今までに見たどのアクションシーンよりも最高。
というか、見せ方うますぎですよね。
日本だとなんか誰が誰だかよく分からんし、大人数でただただわちゃわちゃしてるだけなイメージだけど、全然違う。
それはそうと
つい忘れそうになるけど、さすがは北の軍人。強すぎです。
愉快な部下4人組も特殊部隊員だったわね。
すっかり失念していました。

ミステリー要素や社会的背景の問題提起も

とにかくハラハラドキドキの連続の展開

スケールが壮大

ストーリー展開もそうですが、ドラマはこうでなくっちゃ!

38度線問題

根深い問題。見るたびに切なくなる。
同じ民族同士で、命懸けまくりの連続。
消す、とか消さないとか…
見れば見るほどに切ない。

38度線という絶対に乗り越えられない壁の存在

今では、世界どこでも行き来でき、会えなくとも顔を見ながらの通話やメールなど連絡はいくらでもできる。
それができない場所によりにもよって運命の相手がいる、という究極の壁。
近くて遠い。訛りが違うとはいえ同じ言葉を話す同じ民族なのに自由に行き来ができない。
こんな設定はそう簡単には作れないけど、実際にあるから、ありえない割にリアルに感じるからこそ感情移入をしてしまう。

盗聴器やボイスレコーダーが大活躍

北朝鮮といえば盗聴器。
監視カメラなんて全然かわいいもんです。

韓日戦のサッカー

ほっこりシーンのはずが、日本人としてはちと複雑。
いつも南朝鮮といってよく言わない北の人間も、「コリアー!!」といって狂喜乱舞で韓国の応援をしてるシーンを見ていると、夢物語の統一も実は簡単なんじゃない?って思う。
でも、なんか対日みたいでちょっと嫌だったなぁ。。。歴史って簡単じゃない。

同じ民族として信じたい?

実際はどうなのか分からない北の実情。
北に忖度してるのもあるかもしれないけれど、実際は北の人たちがこうあればいいなぁ〜…という希望というか願いというかそんなのも感じる。
自分の意思とかなく洗脳されまくりかと思っていたけど、実はどこまでも純朴でいい人という描き方だから。

解決方法は…

実現できる方法をいくら考えても答えは出ません。
解決できないなら対処方法を取るしかないよね。

様々な人間ドラマが描かれる

家族関係も色とりどり

誰が味方で、誰が敵か。
はっきりと描かれていない部分を妄想するのも楽しい。
本質や真実を分かった上で見返すだけで面白い。
顔に出てるよねぇ・・・ 本性が。

悪役がどこまでもクソだからいい

同情できないほどにクソであるところがいい。うんこ以下です。
改心されても胸糞悪いので、どこまでもワルであればあるほど、逆に安心する。

欲深い人間臭さの醜さに改めて気づく

権力・階級・自慢・嫉妬・人より上に立ちたいという様々な欲求などなど。
承認欲求が強い人はゴールがない。尽きない。
そのため、そこにつけ込まれちゃう。

自分はどうなってもいい。彼女が幸せなら・・。そばにいられなくてもずっと想っているというジョンヒョクのおかげで、真逆にいる人間たちの欲深さが余計に際立っています。
世の中にいい人はいっぱいいるけれど、そんな人ばかりではない。
とことん執着して人を追い落とそうとする奴も必ずいる。
誰を信じられるか・信じるべき人なのかをちゃんと見極められる本質を見抜く人になりたい。

まさに水戸黄門と半沢直樹

恩返しと復讐をきっちりと果たすと宣言するセリが男前すぎる!
この前の半沢直樹を見てるような爽快感。
しかも、リ大尉の出生の秘密を知った時の反応がまさに水戸黄門の印籠と同じ。
そんな気持ちよさを何度でも味わいたい!
物語は、大まかに分けると前半・後半の二部構成で舞台が変わります。
好みが分かれるとこですが、私はどっちも大好きです!

義理堅い人間を探せ!

実は義理堅い人って近くにいたりする。もちろん敵はもっと身近にいるかも?
ドラマによくある一番信じてた人に裏切られるというオチは私は好きじゃない。
ドラマの展開としては面白いかもしれないけれど、一番信じてる人に裏切られるのはかなりしんどい。このドラマは基本みんないい人だから心温まる。

ク・スンジュンの役割の重大さ

このドラマに出てくるもう1組の男女であるスンジュンとダン。
実は主役二人の運命に対して特にこのスンジュンの果たす役割がかなり大きいことが見れば見るほど気づく。
邪魔すればするほど主役二人の愛を盛り上がらせる役回りを担っているし、
かつ協力もついついしちゃう。
一見、軽くてチャラチャラしててわがまま放題の詐欺師かと思いきや、
悪者になりきれず、ついつい心配して思いやりもある人の良さが隠せない。
人の本質を見抜くセリもごろつきだと思っていたが最後は義理堅くいい人だと認めるほどに。
この人がいなければ、あの二人がサランへ(愛してる)を伝える仲にはなっていなかったと思います。
人がいい、ということもあるけれど
それだけではなく、ダンのことを思っていたのも本当なのがニクイ。
詐欺師だから口がうまいのもあるが、甘え上手でこの人は実は名言が多い。
口下手で行動や態度で表現するリ中隊長とは違い、人の心を打つ名言をズバズバ披露する。
それが巡り巡ってみんなが使ってたりするのもツボです。
見れば見るほど、憎めないいい奴。
スルメ的に噛めば噛むほど旨味が増して感情移入しちゃう。
理由があるとはいえ犯罪や詐欺師という罪を犯したことが残念で悔やまれてならない。
親同士が決めたジョンヒョクの婚約者であるダンとの物語はいる?と思ったのは最初だけでした。

ラブコメディだから見たくなる

究極のラブストーリー、とかも言われるこのドラマですが、かなりコメディ寄りでもある。

暗くなりすぎないユーモア展開に心温まる

クスッと笑えるシーンが至る所に。
特に掛け合いが面白い。シリアスな場面とのバランスやタイミングなども絶妙。
ハラハラする展開と並行して、キャラクターにも愛着がどんどん湧き、温かい気持ちにもなり心がぽかぽかする。

ツッコミどころがある所がドラマのいいとこ

基本、テレビ見ながらツッコミしたい私。
あれやこれやと随所でツッコミポイントがいっぱい。
真面目な顔でのボケとツッコミシーンはほぼ漫才かコントです。

視聴者が見たいものを見せてくれるから!

視聴者ファーストであることが一番でしょ。
エンタメなんだもん。
結局は、ベタベタなベタ展開が面白いのよね。

運命を信じたい?のか、も?

イヤイヤ・・ それは・・とありえないくらいの運命をいくつもぶっ込んできます。
ドラマとはいえ、高すぎる障害の二人にはそのくらいの運命がないと物語にならないとは思うものの、やっぱりそのくらいベタな運命設定が癖になる。
私にも運命の人が?!と本気に信じる人がいないか心配な位。
偶然と運命は紙一重。
相手のことが好きだった場合は運命で、どうでもいい場合はただの偶然ってだけのことですよね。
一途とストーカー。されて嬉しいかキモイか怖いか。
相手の捉え方次第で変わる概念なんていっぱいあるよなぁ。

またあの二人の姿を観たい!

最後まで見終わった瞬間に、またあの二人の姿を観たいというときめきを抑えられなくなる。
リ・ジョンヒョクしーに逢いたくなる中毒性はやばいです。
単に素敵すぎる中隊長どのに恋をしたのが単純な理由。
あの温かいまなざしを向けられるだけで一気に昇天します。

結局はジョンヒョクが見たい!

ファッションがまた見たい

セリも勿論かわいいのですが、ジョンヒョクのスタイルが何度でも見たくなる。
写真集を買う人の気持ちが全く理解できなかったけど、きっとこんな感じ?
将校としての凛々しい軍服姿も素敵ですが・・ 部屋着姿が負けじとかわいい。
部屋着を着てセリと一緒にいる時のジョンヒョクはリラックスできているのか可愛さMAX。
素直に感情も出てて本心もついこぼす。
物語に出てくるジョンヒョクの部屋着の場面は全て大好きです。
北の軍人の姿が想像もできないくらいに本来のやさしい温かな眼差しがまた見たくなる。
それに負けじとやばいのが、私の子宮にビンビン響いちゃうスーツやコート姿。
まぁ・・ 神オール男ですからね。
着こなしが凄すぎです。
そりゃ 現実社会ではイケメン俳優の韓流スターだから当たり前っちゃ当たり前なんだけど、
あ この人 本当にイケメンなんだと改めて気付かされる。
服装って大事かも? こんなにも雰囲気も変わって人の見る目が一気に変わるから怖いよね。
スーツやコートでビシッとクールに決めた姿よりも、誇らしげに嬉しそうにセリを見つめるジョンヒョクが素敵すぎる・・
これだけで、お腹いっぱい。一食抜いても全然平気だわw

二人のキスシーン

いくつかある中でも、色々な場面でのキスシーンがそれぞれたまらない。
そうはいっても簡単にはキスしない。
見せてはくださらない。
二人の気持ちが最高潮に達してからのキスシーンがくるたびに、
「ぁあーーー これが観たかったーー」
とときめきたいが為にまた観ちゃう。

別れの挨拶の変遷

ことごとく失敗する脱北大作戦。
そのたびに毎回毎回繰り広げられる別れの挨拶。
時が過ぎて感情の変化とともにステップアップしていきます。
何度しても別れの挨拶はその都度必要だと言い、サランへ(愛してる)だからこそ南へ帰したいと願うリ中隊長。
切なすぎだわ。。。 どこまでも男らしい。
自分はどうなってもいいという覚悟を持って毎回作戦を行う。
そばにいられなくても・・・。自分はずっと想ってる・・ 
キャーっ。 ジョンヒョクしー!!

※韓流ドラマを見たことがない私は、名前の呼び方も新鮮。
吹き替えじゃないと、何故にフルネーム呼び?
ジョンヒョクが呼ぶときは「ユン・セリ」だし、
セリは常に彼のことを「リ・ジョンヒョクしー」と呼んでる。
私からしたらリ・ジョンヒョク氏〜としか聞こえない。
それが翻訳されると李さん・ジョンヒョクさんとなっている。
あと池上さん情報ですが、李という名字の読み方。
北はリと言い、南はイと言うらしい。

温かい気持ちになりたいからまた見ちゃうのだ!

大切にお互いを想う・想われる関係、守る・守られる関係が素敵だ〜

好きなシーンだけ見るというよりも、また最初から観たくなる

結末を知っているのに、途中でやめられない。止まらない。
感情移入しまくりで、最後まで見ちゃう。
そして、また素敵な物語を改めて見たくなる。
とりあえずこの現象が収まるのはいつになりますかー??

人におすすめするか、しないか

本心としては、観ないなんて勿体ない。
観た方が絶対にいいから!とは思います。
けど、感性は人それぞれなので勿論つまらない人もきっといるはず。
そもそも人が見たくない・興味ないと言ってるのにこっちの押しつけでするもんじゃないと思うから。
「面白いから絶対に見て!」「観ないと損するから!」
となんであなたのものさしで決めつけで言ってくるの、って。

特に韓流ドラマなので、生理的に受け付けない人もいるから、もう少し人の気持ちに寄り添って配慮しようね。

私は、聞かれれば面白かったよー、と言うくらいで
ファンがいれば時間も忘れて語り尽くすけど 笑
無理に勧めたくはないなー。
本人が見たくなった時が見るタイミングだと思います。

単純に面白いので

韓流ドラマに対する決めつけは置いといて

とりあえず一旦観てみません?

1話で判断しないで、とりあえず見てください

面白くないわ、と思っても5話まではなんとか見て欲しい。
中盤からどんどん引き込まれて面白くなっていきますから!