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鬼滅の刃

気になる存在だった鬼滅の刃を、コロナ禍で外出自粛中の間に、Netflixで旦那ちゃんと一緒に見ました。

最初見る前のイメージは、家族が鬼によって惨殺され、鬼になった妹を人間に戻す為に鬼と戦っていくストーリー、とは聞いていたので、何故にそんなに人気があるのか単純に不思議でした。夢中になれる要素ってなんなの?って。

実際に見始めると、意外とギャグシーンもあり、ストーリー自体が分かりやすいので、そのまんまずっと見続け見入っていきました。

途中、私は映画や海外ドラマなどを見続けると、寝てしまう習癖があるので脱落。
(旦那ちゃんからは、つまらないから寝るんでしょといつも突っ込まれるのだが決してつまらないからではなくて強い眠気が襲いかかってくるだけのこと)
いつも通り、ぐぅーっとうるさい寝息をたてながらソファーで寝てる私を横目に、彼はそのまま最後まで見続けてました。

最終話まで一気に観ていたので、後で「面白かったん?」と聞くと、そんなに熱い感想はくれなかったものの、途中まで観ててもつまらないと思ったものは容赦なく切り捨てるタイプなので、そのまんま日も跨がずに見続けたということは気に入って面白かったんだな、というように私は解釈しました。

その後、まぁ だいぶ経ってからですが、やっぱりわたしも気になるので、もう一回最初から観ることに。

したら、一気に私は取り込まれ、大好きになってしまったのです。
最初に二人で観た時に、寝入ってからも、ところどころは起きたりもしてたので、観た気になってたんですが、結果的にはワンシーン見て、寝落ち、また、寝落ち…と殆ど見てないに等しかった事を痛感し、反省しました。。。

私が、夢中になったきっかけのひとつに、善逸が箱の中身を知った上で、ボコボコにされながらも必死に箱を守るシーンがあります。
炭治郎が鬼を連れている事は優れた聴覚により知っていたにも関わらず、善逸は誰よりも優しい音がする炭治郎の事を信じて、炭治郎が大事だと言っていた箱の中身を守るために、箱を庇ってボコボコにやられても箱を離さない。

キュンキュンですよ、年甲斐もなく。
しかも、普段ヘタレキャラで、全力でネガティブ発言してる善逸がです。

私は、善逸のいざとなったら強くて守ってくれるギャップよりも、起きてる時の根がいい奴のキャラに惹かれる。

本当は、耳がよくて、人の嘘とか簡単に見抜けるはずなのに、自分が信じたいと思ったものを信じて、結果騙されちゃったりする人の良さだったり

人の役に立ちたい、って本当は誰よりも思っていたり。

けど、そんな善逸ですが、ツッコミが秀逸なんですよね。
センス抜群だし、的確なツッコミをいつもしている印象があります。
同期3人の中で、一番子供じみてギャーギャー騒いでるようにみえて、実は一番冷静で大人なのかもですね。

アニメを観た後は、Netflixを繰り返し観て、
映画が始まるのを心待ちにし、
映画館に行き、涙し、
電子書籍で原作漫画を一気読みし、
IMAXの凄さで体感したい!
という欲望に負けてもう一度映画館で観て、
最終巻を読み終えた訳です。

うーん。観てよかった!