パリ到着の夜。
パリらしいプチホテルのお部屋で寛ぐ私の傍にはスーツケースの姿はなし。
…未だに届かないんですが？
まさかのリアルかもめ食堂。
（小説から映画にもなった『かもめ食堂』。ヘルシンキが舞台で、この物語の中で空港でスーツケースが行方知れずになり、なかなか手元に届かないという女性が出てくるのです）
私…
何時間後にはかもめ食堂の聖地に旅立つんですけど・・
プチホテルには日本人スタッフはもちろん日本語を話せる方もいない為、ここでもまたしても電子辞書様が大活躍。
私、電子辞書様に何度感謝の言葉をお伝えしたことか。
足を向けて寝られません。
それにしてもフロントの方々は軽い(笑)
軽すぎる。
私が事情を身振り手振りを入れながらも何とか説明し、スーツケースが届いたら次のホテルにおくってほしいと伝え住所を書いたメモを渡すと、
『ﾍｰｲ♪ OK～!! ok!!』
と日本風に言ったらこれぞまさしく安請け合い。
俺たちに任せときな！的な。
か、かるっっ
大丈夫かいな？
と不安が頭をかすめるも陽気なパリジャンな方々にスーツケースの運命を託しました。
翌朝、
私は、フィンランドへ。憧れのヘルシンキ。
映画のかもめ食堂を観て、来てみたかった場所。
ムーミンの聖地。雑貨天国。マリメッコも好き。
そんな憧れだったフィンランド・ヘルシンキですが
…ってか
私がてんてこまいの原因となった地なんで、先ほどまでいたけどね。。。
私に堪能な英語力があれば、順番を逆にしてって事もできたかもしれないけど、
いいんです。
このままで。
新たな気持ちでたのしーく過ごそっと。
真冬のヘルシンキは夏の白夜とは真逆
日中は恐ろしく陽が短い。
そのおかげか、朝寝坊してもバッチリ朝日を拝めましたっ
めっちゃ綺麗。
朝焼けに癒やされパワーを充電できました！
そして、そしてブランチを頂きに行きましょ。
来たのは、かもめ食堂の舞台☆
『ｶﾌｪSUOMI』さんです！
「ほぇー。本当にあったぁぁ。。。」
そして中へと潜入。
意外とこじんまり。
でもやっぱ雰囲気がいいなー。
店内はセルフサービス形式でカウンターで注文。
メニューも日本語のものが用意されていて感激。
私、この国に来て思ったことは…
とにかく物価が高い！！
なのに
めっさリーズナブルなんです。このお店。
正直驚いちゃいました。
でもほんまにびっくりしたのは…
でーんっっ どどどーんっっ
うっひょぉぉ
もんの凄い量！
これであの値段は信じられない。
メイン料理を選ぶことができポテトの調理方法が選べ、更にパンとサラダとドリンクは食べ放題。
お店のご主人様↑
めっちゃ笑顔が素敵で気さくに話しかけてくれて本当にやさしい方でした。
私はゆーっくりと堪能。
本当に街の小さな食堂って感じで地元の方々が続々といらしてて、
とってもステキな食堂でした。
☆キートス☆
（フィンランド語でありがとう）
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