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私の京都の周り方①

CMに影響されて、か ふと気づくと誰もが行きたくなる京都。
京都といえばお寺。

さーて、どこのお寺に行こう?
一昔前はどこにいっても激混みで情緒もくそもなかったけれど、もしや今こそ京都を堪能できるのでは?絶好の機会到来なのでは?とうずうずしちゃいます。

そんな京都へ私が行く時は、窓から眺める景観の良さだったり、庭などをひたすらぼーーっと見ていたい。
そして、男前だったり、気品あふれる仏像を拝み、眺めていたい。

まだまだ行ってみたいお寺は数あれど、
ある日の京都さんぽ。

京都駅や京都南ICからほど近い「東寺」でまずは仏像を拝みます。

とりあえず、京都で仏像を拝みたいの!という願望を叶えてくれちゃうのはここ東寺です。
仏像欲求はほぼほぼここで満たされちゃうと思われます。
「講堂」や「金堂」だけでなく、年2回の特別拝観される「宝物館」や弘法大師の住まいだった「御影堂」、道路からも拝めるお馴染みの五重塔などなど見どころは満載。ただ、じっくり楽しんでいるとこの後のスケジュールがきつきつになるので程よくさくっと割り切って移動移動。

さて東寺の後は近くの「東福寺」へ。
紅葉時期なら「通天橋」だけでもいいかもだけど、ここに来た理由はひとつ。
それはズバリ庭園。
ちなみによく見る通天橋と紅葉の映える写真は、当然映っている通天橋からではなく、臥雲橋から撮影したもの。ここは境内ではない為、無料で通行できるので、ここを通って東福寺の庭園へと向かうべし。
そういえば激混みの紅葉時期は撮影禁止とかって酷なことになってたけどコロナ禍になっても変わりないのかなぁ・・ 写真は撮りたい。ぐすん。

東福寺へ向かう道中、その前にいくつもある塔頭寺院から「霊雲院」へ。
当然、こちらも庭目当て。

なん、か撮影が下手・・ 今ならばもちょっと上手く撮れる気が・・・ちと悔しい。

HPを見ると、拝観には予約が必要みたいね。予約なくても拝観できるみたいだけど、閉まっている時も多いみたいなので事前に予約しておいた方が無難そう。だけど、ここに限らず、お寺へ伺う時は気持ちとしてはぷらっと気楽に立ち寄りたいよね、なんとなく。

さてさて、ようやく東福寺の方丈庭園へ。4つのモダンな庭園に逢いにきたよー。
北斗七星を見立てた「東庭」

一番大きな「南庭」
石組は、見る角度が違うとほんと違うように見えるから不思議。石組と、白砂による荒海。奥に見えるは五山に見立てた苔の小高い山々。
正面からぼーっと、石を見ながらあーだこーだと色々と想像して妄想を膨らませる。

「西庭」
立体的な市松模様!

そして、ここが観たかった!
市松模様の「北庭」


か、かわいい・・

かなり特徴的なこれらのモダンなお庭は、全て再利用・リサイクルをされているものから全て作るという制約のもとに作られているとのこと。
一切の無駄をしてはならない、という禅の教えがあってからの斬新なデザイン。制約があるからこそ生まれた逆転発想の素敵なお庭。
うーん。ニッポン最高!

それにしても、このあたりの塔頭はまだまだ行きたいところばかり。

また、近隣で行くとすれば・・
伏見稲荷大社」は無料で24時間拝観可能なので早朝に行くこともできるし、なんせ千本鳥居の存在感は圧巻! 無料だし、気軽に行くこともできるので個人的には行っとく価値はアリかと。
ただ、この後の身体を労わる為にも上には張り切って登らずに、後ろ髪を引かれる想いぐらいで早々に引き返す方が後々後悔しないと思われます 笑

泉涌寺別院の「雲龍院」に次回は絶対に行きたい!
ここは、様々な窓ごしの風景を堪能することができる!
以前も行こうとしたものの、駐車場から辿り着けず(ま、今回はいっか)と早々と諦め、次のお寺へと気持ちを切り替え。
実はやけに諦めが早かったのには実は理由がありますが、その訳は次回にでも。

ここからは東山方面へ向かいます。
祇園や高台寺あたりをぷらぷらして甘味を堪能。もしくは昼食。
立ち寄りスポットとしては、ここ。

なかなかにインパクトのある安井金比羅宮
悪縁を切り良縁を結ぶ。
アトラクション感覚でいつも挑戦・・いや、お祈りします。

皆々様の様々な願いや怨念、欲望などなどが書かれた身代わりのお札が何重にも重なって貼られていて、最初に観た時はその執着というか、、なんかおどろおどろしく後退りしてしまったけど、ま そう思うのは最初だけ。
単にくぐるだけでなく、せっかくならご祈願しましょ。

お札に願い事を書いて、お札を持って願い事を念じながら碑の表から裏へ穴をくぐって悪縁を切り、今度は裏から表へくぐって良縁を結んだ後、最後にお札をペタッと貼る。

この色々なお札に書かれている内容が、またリアル。見るつもりはないけど目に入るというか・・いやいや、悪趣味ですが、、、ついつい見ちゃうのよね。
いや、ねぇ・・ 息子の悪縁を切りたいと願う家族の切なる思い、とか 色々神頼みをせざるを得ない色々な背景とかを想像、妄想したりしちゃう。 人生いろいろです。ほんと。

祇園や東山界隈は、THE京都!なので、京都の情緒を感じながらぷらぷらするのが一番。
あー。 また行きたい病が疼いてきた、わ。
うずうず