先日、断捨離をしようとDVDの整理をしていたところ、
ん? わーーーーー 懐かしい。これ。
グアムでスカイダイビングに挑戦した時のやつじゃん!!
と、ドキドキしながら久々に再生してみると、大爆笑でした。
懐かしく、当時を振り返ってみると・・・
当時の同僚たちも普通にやってる人が多く、特別なことでもないのかなぁ~…
と意外と身近に感じたことと、一生のうちに一回は挑戦したいと漠然と
思ってた事がきっかけで挑戦することに。
日本じゃなかなかチャンスもないし、とグアムに来てテンションも上がってたので、ほぼノリでやることになりました。理由なんてこんなもんですよね。
けど、実際に当日の朝は、体の動きが妙にぎこちなく、緊張〜‥。
友人の結婚式に参加するという目的での弾丸旅行。特に何の下調べもせず、
グアムへ到着してから今日は何しよう?てな感じの日々でしたが、
スカイダイビング参戦もグアム到着後に決め、予約も前日でしたが空きが運よくあり大丈夫でした。予約をしていると、宿泊しているホテルへ無料送迎バスが来てくれて、現地へと向かいます。
まずは、オフィスにて説明を受けながら、何枚サインしたんだろう?と数えきれない大量の書類にサインしていきます。
まぁ、要は何かあっても文句言いませんよ、訴えませんよ的な感じです。
さすがは契約社会アメリカと思った一場面。
その後はレクチャーの動画を見たりしたかな?
そして、何よりスカイダイビングで一番重要な決断の時がやってきた。
高度を自分で決めるんですよね。
最高が4200M。(軽く富士山越えです)
悩みながらも、スカイダイビングの醍醐味を味わうのであれば、絶対に最高高度!って聞いていたので即決で決めたものの、内心はひるみまくりです。
自然と足が内股気味に。。。
6人で1グループにされていたんですが、私たち友人4人はみんな4200M一択。
一緒になった女性の二人組は何Mだったかはよく覚えていないけれど、確か基本の2400Mだったと思う。
高度は基本の価格があって、高度が高くなる毎に加算されるシステム。
私はDVDやCDの作成も希望したため、しめて5万円なり。
完全に金銭感覚が崩壊してましたが、
まぁ 旅先はケチケチしないのが私のポリシーです。
ここで、一つスカイダイビング豆知識。
先ほど、スカイダイビングの醍醐味は最高高度と言いましたが、
どういうことかというと・・・
飛行機を飛び出してからパラシュートが開くまでの時間を
『自由落下』または『フリーフォール』といいます。
一般的にはただ落っこちているだけと思われ、
実際落ちてるだけにしか見えないのですが、
降下している本人は「落ちている」という感覚はなく、まさに「浮いている」という感覚なんです。
この浮遊感こそがスカイダイビング独自の魅力!醍醐味!!
もしチャレンジすることがあれば、この時間を長く体感して欲しいので、値段も高度もお高めですが‥是非とも最高高度をお勧めします!
そうこうしているうちに、あれよ、これよと誘導されて、
流れ作業のように、カチャカチャカチャっと体にセッティングされて、
一緒に飛んでくれる陽気なインストラクターたちと、
イエーイ!とハイタッチしながら挨拶して、
気づけば、目の前には搭乗する飛行機が!
飛んだ後の姿勢などを改めて確認して、さぁ 乗り込んでいきます。
とにかくっ 富士山越えですから!
4200Mから落ちる訳ですから!!
凄いことを今からやろうとしてんのね、と心臓バクバク。
まず先に、私達よりも高度が半分の子たちから先に飛んでいきます。
あれはねぇ~… 見守る方が怖い!!
有り得んほど高い上空からすんごい勢いで落ちてくの。
落ちてくように見えるんです。
目の前のあまりのド迫力に死ぬほどっっ後悔した瞬間です。
時速200Kで落ちてくんだもん。
そんな私の想いとは裏腹に高度はぐんぐん上昇アップ
そんな中気づけば完全に雲の上。
インストラクターに促されてしまい、つ ついにわたくしの出番です。。。
扉のないセスナの出入口へと進み、
風が吹き付ける中を私の顏は絵に描いた様にひきつりまくり、
耳を疑う陽気なカウントダウンの声が
『3ーーー 2ーーーー 1~ GO!! 』
(まぁじぃでぇーーーーー(゚Θ゚;);;)
『ぎゃぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーー』
と、叫びながら、セスナから飛び出して行く私の姿が、次に飛ぶ友人のDVDにバッチリと収録されてました 汗
自分の意思とかタイミングなどは一切関係なく、大空に飛び出したかと思うと、
堕ちてるぅぅ!!!
…とゆぅ感覚は本当になく、下からすんごい風を受けて空を飛んでるんす。
ただっ 風圧が本当に凄くて、呼吸がっっ! こっ、呼吸がしずら…い
口を開けていると、猛烈な暴風が口に入り込んでくるので、
息はできないわ、面白映像になるわで大変です。
顔の脂肪もプルプル動きやがる。。。ここからは、醜いので画像は無しです!
フリーフォールと呼ばれるこの間の感覚を分かりやすく説明するとすれば、
強烈な業務用扇風機で下から風を受けて空中に浮かんでるって感じかな。
そんな貴重なフリーフォール体験を1分程味わい、パラシュートが開かれると、
すんごい勢いで上へとグーンッと持ち上がる感覚があり、
その後はゆらゆらとぐるぐると上空さんぽを満喫。
終わった後は、みんなで証明書を高く掲げてジャーンプッ!
達成感と爽快感でいっぱい!
最高の笑顔をしている自分をみると、本当に楽しい出来事だったなーと、
思い返すだけでニヤニヤしちゃいます。
あの一歩踏み出る勇気は他に経験できない体験で半端ない。
死ぬ覚悟で飛び出す感覚なのに、自分の意思は関係ない。
飛ぶタイミングはインストラクターに一任され、
私たちの意見は採用されません(笑)