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パークで目覚める翌朝
(直島旅行記③)

旅先はいつも早起きです。
もちろん直島の朝も当然早く目が覚めちゃいます。

ホテルのフロントで電動自転車のPASをお借りして、
早朝のサイクリングへと繰り出します。
7月の暑い最中でしたが、朝はまだ涼しくて快適快適~。
PASだからどこまでも坂道だろうとスイスイと行けちゃう。
すると、こんな場所に偶然遭遇。

ト・・
トトロのバス停だー

そして、
こんな神がかりな景色に遭遇しちゃいます。

うわわわわゎ
早起きしてよかったぁーーーー

黄かぼちゃとも独り占めで触れ合い放題です。


草間彌生さんの「南瓜」 本当に大好き!

早朝サイクリングの後は
ベネッセのミュージアム棟にて、和食の朝食を頂きます。
あ! 地平線の写真が外にめっちゃ飾られてるやん。
わー 瀬戸内海の地平線と同じ高さだ〜、と知ったかぶりでモグモグ。

朝食後は、そのままミュージアム棟を満喫します。
もちろんまだ開館前だから美術館はほぼ私たちの独り占め状態。

ミュージアム棟に泊まらなくても全然充分に満喫できます。

平べったいおっき~い石に思いっきり寝っ転がり、
さすがは「天秘」といわれる作品。
誰でも邪魔されることなく、空を見上げてみる。

ぜ、ぜいたくな時間をほんまにありがとうございます。

ベネッセミュージアムを散々満喫した後は「地中美術館」へ。
移動は、そのまんまPASで漕ぎまくります。
久々の運動は気持ちいー。電動ですけど。

地中美術館の人混みにまずはビビりました。
ひえぇぇぇ
もんのすごい人・人・人・人
まだ朝早いのに、とびっくり。
ま、でも
もちろん見れたんですが、それにしても宿泊でなくて、
ふつーに日帰りで来る人がこんなにいるとはびっくりだよ。

話は戻って、
個人的にこの地中美術館は、安藤建築を堪能することは勿論のこと、
モネの作品を鑑賞することが何より楽しみでした。
が! 実際に体感した後は感想が逆転したんです。
モネのその感動を軽く上回っちゃったのがジェームズ・タレルさんの作品です。

地中美術館は名前の通り、建物はほとんど地中にあります。
飾られている作品は3人のアーティストのみ。
モネ
ジェームズ・タレル
ウォルター・デ・マリア
のお3方。そして安藤忠雄さん
この4人の作品のみを体感できる特別な空間なんです。

作品に会うまでも、館内を歩くだけでもワクワクドキドキ。
いちいち素敵なんですよね。安藤さん。最高だわ。

まずは、モネのお部屋へ。
靴を脱いで入ります。

モネの作品は自然光で鑑賞する。
「地中」の中にある作品を映し出すのが、『光』。
だから日によっても時間によっても作品の感じ方が違う。
自然の光なのに、めっちゃうまく作品をとりこんでて、
光の取り入れ方が最高。。。

モネの作品を存分に満喫した後は、
ジェームズ・タレルさんのオープンフィールドへ。
ここですよ。すごいのは。
一言でいえば、光の世界に飛び込めちゃうのです。
是非とも体感してほしい作品!!
天才だ・・

その後、家プロジェクトも観たかったんですが、帰りのフェリーの時間が迫っていた為、中に入らずに外から指を加えて眺めるだけ。
また、来るしー、と言いながら直島を後にしました。



今回の旅で思ったこと。
ベネッセ宿泊者は宿泊者専用バスが随時運行している為、島内の移動には全く困らない!
他にも特典がいろいろ。
‥という訳で次回もまたベネッセハウスに泊まりたーい!

実は、行ったのは10年前。
初めて開催される瀬戸内国際芸術祭の直前だったんです。
期間中に行ってみたい! 他の島にも行ってみたい!とうずうず。
・・結果、3ヶ月後に行くことになります。

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