ちなみに…
スーツケースはやはりホテルには届いておらず。
私の唯一の気掛かりは
『充電』です。
そう。
携帯の充電器とデジカメの充電器。
この子たちはスーツケースに入れたまま。
旅も日数を重ね電池マークが段々と寂しいことに。
日本を旅立って…
四日目の夕方。
散歩しながら
写真を撮っていると…
ついに
うんともすんとも動かない。
デジカメも携帯も。
そりゃ、電池がなくなったって表示されてからかれこれ一時間は経ちましたとも。
携帯に関しては電池を持たせるためにセルフモードにしたり、
(友人たちへスーツケースが届かないことなどを報告した後に、自ら連絡がとれなくなる事をしてた事に私本人は全く気づかず)
とにかくやれるだけの電池消費を抑える努力を行った結果ここまで持ったことに感謝。
よくぞ、ここまで持たせたよー私、と自画自賛です。
その日の夜。
てんてこ旅四日目。
明日最終日。
ついに
ついにっっ
再会。。。
正直、もう会うことはないかと思っていたよぉぉぉとスーツケースにスリスリ寄り添う私。
「一体どこに行っていたんだい」と話しかけながらも
とにかく
真っ先に私がしたこと。
充電ですがな、そりゃ。
そして…
手洗いして使い回していたガビガビの下着類を脱ぎ捨て
ゴミ箱にスローイン。
この数日間。
重ね着しまくっていた服をインにしてみたりアウトにしてみたり。
いろいろな着方を楽しませて貰いました。
逆に荷物が少なくて移動もスムーズだった
とポジティブに捉えてみたり。
そもそも、バカでかい荷物って必要ないことも学びました。
必要あれば現地調達。そして、使い捨ててポイ。
ともあれ、ようやく電池の入った携帯ちゃん。
一人はしゃぐ中で携帯の電源が入ると、
わさわさとSMSがてんこもり。
旅立つ前はお金がかかるから返事はいらないからっと言われていたにも関わらず…
「心配だからお願いだから返事を下さい」
等々数々…。
すんませぇぇん
私は温かい人々に支えられてんだなぁ。。。と感謝でいっぱいの胸いっぱいの異国での最後の夜でした。
当時は2008年初頭。
スマホが登場する直前の話。
当時はまだまだ海外パケホもない時代で、そのまま自分の携帯を持っていって海外で使うことができたものの通信料や通話料は超高額。
キャリアのeメールを受信するだけでも、高額のパケ代となる為、自動受信をしないようにメールはセンター預かりにし、送信&受信は一斉に一瞬だけ。
ショートメールサービス(SMS)を受け取る分には無料なので、海外へ行くときには愛用してました。
今は、wifiがあれば無料で通話やLINEもできる。それに海外パケホもある。
検索し放題。海外旅行に手放せないツールになってるよなぁ。
しかも、翻訳のアプリとかもあるし。
それに翻訳機もあって、会話が成り立っちゃう。
モバイルバッテリーも容量たくさん。たっぷりある。
いい時代になったもんだなぁ 涙。
だけど、便利になった面で、いろんなトラブルに対応できるようになったために、創意工夫する機会が失われてる今日この頃。
そりゃ、頭も腐るなぁ〜と。
頭は使っていきたいもんです。
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